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ダカールラリー速報 ついに終盤戦突入!
いよいよ終盤戦、再びアルゼンチンで競技を実施
2号車がSS22位と健闘、1号車も手堅く39位で走破
13日のステージで到着の遅れていた日野チームスガワラ1号車菅原義正/若林葉子/羽村勝美組は24時2分にトラック部門総合30位でチリ・カラマのビバークに無事到着。車両はメカニックによる点検を受け、14日早朝に2号車菅原照仁/杉浦博之組とともに元気に出発していった。
14日の行程はカラマ~サルタ。385㎞の移動区間で再びアンデスを越えてチリからアルゼンチンへ入国、アルゼンチン北西部の山中で371㎞の競技を行った。なお、SSゴール後2輪部門は別の移動区間を経てマラソンビバークのカチへ向かう。このためサルタのビバークに滞在するのは4輪とトラック部門だけである。
SSは最高高度4500mに達する山間のピストから始まり、狭い崖っぷちのワインディングや枯れ川の底などと変化。
ここ数日の降雨で路面が荒れているところもあり、大きな穴や深い轍掘れなど注意が必要だった。
2号車はこのSSを集中力を高めて走り、トラック部門22位/排気量10リットル未満クラス首位でゴール。
1号車も手堅く総合39位/クラス2位で走り終えた。
この日までの累積順位は2号車が総合17位、1号車が30位でチームは依然10リットル未満クラスの1・2位を堅持している。
15日は今大会唯一の新ビバーク地、テルマ・デ・リオ・ホンドに向かい、サルタ/トゥクマンの両エリアにまたがる194㎞のSSが予定されている。
菅原義正/夕べの睡眠時間が短かったので少々眠いですが元気です。今日のSSは序盤がハイスピードで山の中を気持ち良く走れました。あと3日ですが何があるか分からないので気をつけて行きます。
若林葉子/今日はかわいいサボテンがたくさんあったほか、サルタに近づくと緑が濃くなって気候が変わったことを感じさせました。もう少しですね。頑張ります。
羽村勝美/ナビゲーション的にはとくにありませんでしたが、最後まで気を抜かないよう明日も引き締めて走りたいと思います。
菅原照仁/終盤に来て競合車もボロボロになってきているので、まだ(順位を上げる)チャンスはあると思っています。
今日もトラック部門首位から40分程度の遅れで追えているので、とりあえず良かったと思います。
杉浦博之/序盤の標高の高いところは頭痛がして辛かったです。その後は一本道が多くナビゲーションとしては全く難しくありませんでした。クルマも快調です。
画像提供:日野自動車株式会社